商品説明
日本画のようなシンプルな構図に美しいムクゲと蝶が生き生きと描かれた素晴らしい芝山象嵌の長盆です。縁には丁寧な籐編みで上品に縁取られ額縁のように見立てまるで絵画を見ているようです。 希少な芝山象嵌(芝山細工)は、貝・珊瑚・鼈甲・翡翠・象牙などを用いて花鳥人物などに象り、器物の表面に嵌め込んで、模様を立体的に仕上げて装飾効果を高める工芸技法で、上総国芝山村出身で安永4年(1775年)生まれの大野木仙蔵(専蔵)が考案した技法です。仙蔵は江戸に出て、名を芝山仙蔵と改め芝山象嵌を広めました。明治時代になると海外への輸出用工芸品として欧米から好評を博し、貿易港の横浜へ職人が集まり、横浜芝山漆器と呼ばれるようになった。その希少な時代の一点となります。 古くに修復された補修跡や木割れ跡や籐編み部の欠損や弱くなっている箇所等ありますが歴史的にも希少な作品です。コレクタ―収集品。 サイズ:横幅620mm×奥行340mm×高さ35mm。箱はありません。
商品仕様
製品名: | 芝山細工 象嵌蒔絵 ムクゲ紋長盆 蒔絵盆 籐編 螺鈿 民藝 煎茶盆 民藝 |
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型番: | eo024 |
メーカー: | Antique Sam's Collection |
外寸法: | 幅340mm × 奥行640mm × 高さ35mm |