商品説明
希少な金唐革の煙草入れです。 繊細な細工の堆朱の根付けとメノウ玉が付いています。 金唐革とはオランダを中心にヨーロッパで作られた文様を仔牛の皮をなめし、銀箔を張った上にワニスを塗り、型押しで模様を表現し彩色したもので、城館や邸宅の壁面の装飾に使われました。その起源はリビアに始まり、ヨーロッパに伝えられたと考えられている。14~17世紀にスペインで栄え、その後、ポルトガル、イタリア、さらに、フランス、ベルギー、オランダで生産されるようになりました。オランダの金唐革は、17世紀はじめ日本へも多く伝えられ、将軍などへの贈り物とされていました。ヨーロッパでは壁革として用いられましたが、日本では、箱、刀の鞘(さや)、甲冑、馬具、袋物、たばこ入れ、屏風などに装飾され、なかでも、富有な町人のあいだでは、金唐革のたばこ入れを持つことが流行し、オランダから金唐革が持ち込まれましたが、当時大変高価なものでありました。 サイズ金唐革:横135mm×縦95mm×厚み30mm。堆朱根付けサイズ:直径約40mm 厚み約2mmm。 全体的に経年経過の風合いや傷があります。
商品仕様
製品名: | 金唐革 煙草入れ 堆朱根付け 瑪瑙 アンティーク 装身具 根付 |
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型番: | cjs007 |
メーカー: | Antique Sam's Collection |
外寸法: | 幅135mm × 奥行95mm × 高さ30mm |